徒然HSP日記

20代、HSP女子が生きやすい生き方を探る。

桃の値段の閾値を考えてみた。

 

夏ごろからスーパーなどで桃を見かけるようになる。ご存じの通り桃ってお値段が高くて、スーパーに行く度に見かける感じ、だいたい1個200円くらいはする。

 

桃が好きだけど、200円は高い。

私は桃がすごい好きなんだけど、それでもやっぱり「1個200円かあ…」と思うと何となく買えなくてスルーしてしまう。ペットボトル2本買うのやめれば買える金額ではあるんだけども、それを我慢して買おう、とはならないのが不思議なところで。

 

何でだろうと思って考えてみた時に、たまたま1個100円で売ってる桃を見つけて即買いした。それでまたしばらくして、1個118円で桃が売ってる時があって、それも買い物カゴに入れた。それで思ったのは、私の中で桃1個に払えるお金の上限が決まっているということ。

 

ちなみに、払えるお金の上限っていうのは、そのものに支払って満足感・幸福感を得られる金額のこと。

 

例えば今回の桃の場合で言うと、私にとって桃1個が100円だった時(それがちゃんと美味しかったら、っていう前提はあるんだけども笑)、それを100円で得られたことに満足できるんだけど、桃1個が200円だった時、たとえそれを200円で買ったとしても、100円で桃を買えた時ほどの満足感は得られなくて、「ちょっと高かったなあ…」という印象が残って、それが満足感を減らしてしまう。

 

私にとって、桃に200円の価値はない!?

私の中でのデフォルトが桃=100円であり、桃1個には200円の価値はない(※あくまで私の金銭感覚と桃の好き度による話で、農家さんの仕事を安くしたいわけではないです。)ということなんだとわかった。

 

もちろん、桃=200円がデフォルトな人だったら、スーパーに並んでいる通常の1個200円の桃でも、欲しいと思ったらためらいなく買うだろうし、200円でも、私が100円の桃を買った時と同じくらいの満足感を得られると思う。

 

相場の下限を知ると、それが基準になる?

何で桃1個=100円が自分の中でのデフォルトになったか思い返して見たんだけど、やっぱり、1個100円で美味しい桃が買えた経験があるからだと思う。だから、100円出せば美味しい桃が手に入るはずなんだから、200円は高い、と思ってしまうのだろう。

 

安くなればなるほど消費する側として嬉しいのは事実だけれども、その物に対する自分の中での値段の閾値が下がってしまって、でも値段の相場は高いままだと、満足できないと感じることが増えていくのかな、という心配がちょっと残るなあ…。

 

じゃあ、閾値はいくらなんだろう?

ところで、ここまではわかりやすいように100円と200円で比べて見たんだけど、いったいいくらまで満足感をすり減らすことなく桃を買えるのかについても考えてみた。

 

これまでを振り返ると、118円の桃はあんまりためらいなくカゴに入れた記憶があるから、118円だったら私は桃を買う。昨日は1個167円の桃が売ってて、それはちょっと買えなかった。じゃあいくらなんだろうと思って、118円〜167円の間で私の閾値はどこにあるのか考えてみた結果、139円だなと思った。139円はちょっとためらう。逆に138円だったらギリギリ買ってもいいかなと思えるな、と思った。

 

「欲しい」と「必要」では、お財布の紐の締め付けが変わる。

桃って別に生きるのに必ず必要なものでもないから、多分私の支出の分類的には嗜好品として扱ってて。

 

だから、例えば、めちゃくちゃ喉が乾いた時にペットボトルの水が11000円でしか売られてなかったら、「欲しい」からじゃなくて生きるために「必要」だからそれを買わざるを得ないんだけど、桃はそういう類の物じゃないってこと。

 

まあ、「好き」も極まると「必要」に転換されることがあるから、境界線は曖昧かもしれないけどね。恋愛とか、アイドルの追っかけとかもそんな感じかな。

 

似た話になっちゃうけど、栄養あって手軽だからよくスーパーでベビーほうれん草を買うんだけど、それも100円切ってたらもう即買いなのね。通常価格は128円くらい。今日の食材の中での栄養バランスを考えてどうしても欲しいって時には、128円でも買わざるを得ないなって感じて買うんだけど、それは「必要」に近いかなと思う。近々ではあんまり影響ないかもだけど、中長期的にみた時に栄養は健康にとって必要不可欠だからさ。

 

私は、桃が100円で食べられると嬉しい。

色々書いてみたけど、結論として私は桃が100円で食べられて、しかも美味しかったらめちゃくちゃ嬉しい。ちょっと話が外れるけど、桃が私を幸せにしてくれる瞬間は3つあって、1つめは安く桃が買えた時、2つめは桃が綺麗に剥けた時、3つめは桃が美味しかった時。100円で桃が買えたら、こんなに私の喜びポイントが待ってて、100円でこんん何幸せになれるなんて、自分の感性のコスパの良さがありがたいです。